今回私自身が、実際にサラリーマンを辞め、手探りで職業訓練校という存在を知り、そして実際に通所し、卒業をした経験を通して、素晴らしい日本の制度だと体験を通して実感し、1人でも多くのサラリーマンの方々にお伝えしたいと思い執筆を始めました。
お金の面を棚卸ししてみると約300万円もの大金に匹敵する、お得な制度を利用していたことに自分自身も改めて驚きました。
そして、6か月という長い期間訓練校に通い、多くの友人ができ、卒業後もLINEグループで連絡を取り合っています。
大学を卒業した後にまさか学校のようなところに自分が通うことになるとは、社会人になったときは思いもしませんでしたが、新たな人生の第2ステージを歩んでいくために、一旦訓練校に行く決断をしたことにまったく後悔はありません。
必ずや新たな人生の目標に向かって職業訓練校で学んだことを活かし、空き家再生事業を成功したいと考えています。
そして、以前の会社員生活での経験を掛け合わせることにより、さらなる相乗効果を発揮して、自分にしかできない事業の確立を目指して歩みを進めていきたいと考えています。
日本は人口減少、少子高齢化という大きな課題に直面しています。
そして、そこにコロナという未知のウィルスがやってきました。いままでの常識と非常識がひっくり返るレベルのことも起きています。大企業に勤めている方も安泰ではなくなるでしょう。
企業に頼るのではなく自らのスキルを上げ個としてのチカラを上げていくことが、これからは大事だと思います。
ぜひとも1人でも多くの方がこの本を読んで新たな道へ踏み出す際の選択肢として、職業訓練校という制度を利用し、なりたい自分になり日々楽しい人生をおくっていただければと思いますし、その一助になることが出来たのであれば、これほどうれしいことはありません。
なお、本書の内容はすべて筆者個人の実体験をもとに執筆したものとなります。実際の制度等は逐次変更されておりますので、ご自身でも最新の制度内容のご確認をお願い致します。