2020年3月末日。
私は、長年勤めた会社を退職しました。
大学を卒業し新卒で商社に入り、そこから約14年間。年齢的にも、立場的にも会社の成長のために、1番頑張っていかなければならない世代。
悩みに悩んだ末での結論。
2019年1月に自分との約束をしました。
9月末までに今後のキャリアをしっかり考えて残るのか、辞めるのか。
自己啓発本、オンラインの自分探しセミナー、リアルでのマンツーマンのコーチング等々、どこかに自分の求める、自分だけの、自分にしかできない天職があるのではないかと手あたり次第に探し求めました。
そして、退職を決意する後押しとなった「職業訓練校」という存在に出会いました。
職業訓練にどのようなイメージを持っていますか?
この記事を読んでいる方の中には、
職業訓練=大学を卒業して社会人になった人が行くようなものではなく、中学や高校を卒業された方が行くもの
というイメージを持ってはいないでしょうか?
私は、そんな考えを持っていたのですが、完全に無知でした。
調べてみたところ、社会人であれば誰でも参加できるシステムだということがわかったのです。
私の周りで「会社辞めて職業訓練に通う人」という人に出会ったことがなかったので、手探りの中いろいろ調べ行動し、無事約6か月の職業訓練校を卒業することができました。
では、なぜ私が10数年大企業に勤めていたにも関わらず、会社を辞めて職業訓練に通うことを決意したのかをもう少し説明させて下さい。
職業訓練に通うことを決意したきっかけ
私が職業訓練に通うことを決意したきっかけは、10年後の自分のありたい姿を思い浮かべ、そこにたどり着くためにはサラリーマン人生の延長線上にはないと明確に気付いたという部分が根本にはあります。
とはいえ、具体的なビジョンではなく、「50歳くらになったときに、外見は健康的なダンディーな紳士風でいて、仕事は複数の事業を実践している。でも、自由な時間も沢山ある」という程度のありたい姿です。
自分のありたい姿を実現するために、まずはしっかりとコアとなる事業を作っていこう
と考えたときに、
- 副業でおこなっていた不動産投資をもっとしっかり極めていきたい
- お金は抜きにして一生ワクワクしていけることをしていきたい
という2つが思い浮かびました。
不動産に絡みますが、DIYを数年前から少々やるようになり、完成したときの達成感がとても好きです。
「インパクトドライバーの感触が好きで、ものづくりにもっと関わりたい。おじいちゃんになってもできるし、人生がもっともっと楽しいものになりそう」という思いがありました。
ものづくりX不動産
というポイントを主眼に置いていたときに、「不動産や建築に関しても基礎から学びたい」と思い、いろいろ検索をしていましたが、建築の実務を教えてくれる学校はほぼないという事実を知りました。おそらく昔からほとんどの人は若くして親方に弟子入りして技術を習得するというのが慣例だったからかもしれないです。
そんなこんなで調べていったところ職業訓練なるものがあり、なんとそこでは私が求めていた基礎からしっかり学ぶことができ、そして授業料は無料!!
さらに、各種手当も学校に通っている間もらえるということで、
こんな良い制度はないではないか!
と思い、会社を辞めて、約6か月間の職業訓練校に通ったという経緯です。
まとめ
このブログでは、あまり多くの方に知られていない、
- 職業訓練校とはどういったものなのか?
- どんな生徒と一緒に学ぶのか
- 具体的なお金について
を私の実体験を包み隠さずお伝えしていきます。
脱サラを考えている方には、お得な情報が満載ですので、楽しんでご覧頂ければと思います。
また、1人でも多くの方々が、サラリーマン生活のやりがいだけでなく、人生の生きがいを見つける旅路への一歩を踏み出す一助になればこれほどの幸せなことはありません。